オンライン英会話は、いつでも都合のよい時間・場所で英会話のレッスンができることから、忙しいビジネスパーソンなど多くの人にとって英語会話力を伸ばすには最適なツールです。

一方、オンライン英会話で初対面の講師との最初の会話(挨拶と自己紹介)をするにしても、講師と話すときは緊張して不安を感じる人が多いと思います。

そうしたとき、あらかじめ挨拶と自己紹介をスムーズに展開するためのプロセス、さらには話す内容や英語フレーズを覚えておけば、不安は解消されます。

私はオンライン英会話を始めたとき、最初の2ヶ月間は1回のレッスンごとに講師を代えながらレッスンを受けました。そのため、数十人の講師に自己紹介をした経験があります。

そこで、私の経験談を交えて講師との挨拶と自己紹介をスムーズに展開するためのコツについて解説します。

オンライン英会話の挨拶と自己紹介の準備をする

まず、オンライン英会話を初めて受講する人が講師との挨拶と自己紹介をスムーズに展開するにはどうしたらよいのでしょうか?そのためには、レッスンの前に挨拶と自己紹介の準備をしましょう。

具体的には、オンライン英会話での挨拶と自己紹介で何を言えばよいのか、また講師から何を質問されるのかを想定して話す内容を英語で考えるといいです。

オンライン英語開始前に最低限やっておきたいこと

オンライン英会話の始まる前に最低限やっておきたいことは、レッスンが始まる10分前までにテレビ電話(スカイプなど)をオンにしておくことです。レッスンの開始時間を確認して、落ち着いてレッスンの開始時間を待ちましょう。

オンライン英会話では、講師によってはレッスンの5~10分前に下の画像のように、スカイプのチャットボックスに講師から「挨拶メッセージ」が届くことがあります。

以下が挨拶メッセージの内容です。

講師: こんにちは ユキオさん、今日はお元気ですか? 私はビルギルです。今日のレアジョブの講師です。
私: こんばんは!

このように、講師から挨拶のメッセージを受けたら短いメッセージを返しましょう。講師からもあなたがレッスンの用意ができていることが確認できます。

では、オンライン英会話での挨拶と自己紹介のプロセスに沿って、挨拶と自己紹介で話す内容と英語フレーズを解説します。

オンライン英会話での挨拶のプロセスと英語フレーズ

オンライン英会話では、レッスン時間になると講師からテレビ電話に着信があります。講師から「Hello! Can you hear me?(こんにちは!聞こえますか?)」と最初の挨拶があります。

これは、スカイプなどテレビ電話の音声と映像の状況を確認するためです。実際の会話は以下のような感じです。

Tutor: Hello! Can you hear me?

講師: こんにちは!聞こえますか?


Learner: Hello! Yes, I can hear you clearly. Can you hear me?

受講者: こんにちは!はい、よく聞こえます。聞こえますか?


Tutor: Yes, I can hear you clearly as well.

講師: はい、私もよく聞こえますよ。

最初の挨拶は「Hello!」と大きな声で挨拶しましょう。講師とお互いによい雰囲気で会話を始めるためです。しかし、ときおりテレビ電話の音声や映像にトラブルが生じることがあります。以下は、そうしたときに使える英語フレーズです。

  • 講師の声が小さくて聞こえにくいとき

I cannot hear you clearly. Please speak up.

よく聞こえません。もう少し大きな声で話してください。


  • 映像が見えないとき

I cannot see you clearly. Please check your video camera.

よく見えません。ビデオカメラをチェックしてください。


  • 雑音がひどいとき

The line is quite noisy. Please check your microphone.

雑音がひどいです。マイクロフォンをチェックしてください。

快適な通信環境でレッスンができるように、音声や映像にトラブルがあったときは遠慮しないで講師に伝えましょう。どれも短い英語フレーズですのでそのまま暗記しましょう。

オンライン英会話での自己紹介のプロセスと英語フレーズ

オンライン英会話のスカイプ音声と映像の確認と挨拶が終わると「自己紹介」が始まります。通常の自己紹介の項目は以下の通りです。

  • 自分の名前
  • 年齢
  • 家族構成
  • 住んでいる場所
  • 職業
  • 趣味
  • 英会話を学習する理由

あなたから話さなかった項目があった場合は、講師からその項目について質問される場合があります。

まず講師から、「Since this is the first meeting, we would like to start with introducing each other.(今回は最初なので、お互いの自己紹介から始めたいと思います)」と会話を始めます。

このとき、講師から自己紹介を始めるか受講者からは始めるかは、そのときに受講する講師によります。

講師から始める場合は、「Let me introduce myself first(私から自己紹介をします)」となります。また、受講者からの場合は、「Could you introduce yourself?(自己紹介をして頂けますか?)」と言ってお互いの自己紹介が始まります。

オンライン英会話での講師との会話は、実践の場で初対面の外国人に自己紹介をするためのトレーニングです。最初は英語を上手に話せなくても心配はいりません。リラックスしてレッスンを初めてください。

トレーニングを積み重ねることで、自己紹介のプロセスや英語フレーズに慣れてきます。そうなると、実際に初対面の外国人と自己紹介の機会があっても自信をもって対応できるようになります。

下の写真は私がオンライン英会話で講師と会話をしているところです。

オンライン英会話・自己紹介の例文

以下は、私自身の自己紹介をベースにした簡単な自己紹介の例文です。

Learner: My name is Ichiro Yamada. Nice to meet you.

受講者: 私は山田一郎です。はじめまして。


Tutor: Thank you for booking on my class. My name is Michael. Nice to meet you too. How can I call you?

講師: 私のクラスに予約してありがとうございます。私はマイケルです。こちらこそはじめまして。 あなたをどう呼べばいいですか?


Learner: Just call me Ichiro.

受講者: 一郎と呼んでください。


Tutor: OK, Ichiro-san. Could you introduce yourself?

講師: オーケー、イチローさん。自己紹介して頂けますか?


Learner: I am 40 years old. I am married and I have 2 kids. One is 10 years and other is 6 years.

受講者: 私は40才です。結婚していて2人の子供がいます。1人は10才でもう1人は6才です。

I live in the suburbs of Tokyo.

私は東京の郊外に住んでいます。

I work for American shipping company as sales staff.

アメリカの船会社で営業スタッフとして働いています。

I like traveling.

私は旅行が好きです。

I would like to improve English speaking skill since I need to communicate with Americans by phone.

私はアメリカ人と電話でコミュニケーションをとらないといけないため、英会話のスキルを伸ばしたいです。

この自己紹介の例文をあなた自身に置き換えて、レッスンの前までに「自己紹介の英作文」を作成して丸暗記しましょう。

次に、自己紹介のそれぞれの項目について解説します。

[自分の名前を名乗る]

  • My name is Ichiro Yamada. Nice to meet you.( 私は山田一郎です。はじめまして)

自分の名前を名乗るときは「My name is ~」と始め、次によく使われている「Nice to meet you(はじめまして)」と続けてください。この英語フレーズはフォーマルでもカジュアルでも使えます。

また、あなたの名前を「How can I call you?(どう呼べばいいですか?)」と講師からよく聞かれることがあります。そのときは、あなたが講師から呼んで欲しい名前や、ニックネームなど覚えやすそうな名前をつけ加えましょう。

例えば、あなたの名前がヨシアキであれば「Just call me YOSHI.(ヨシと呼んでください)」と言えばいいです。

そうすることで、その後のレッスンでお互いに気楽に話しかけることができる雰囲気が生まれます。

[年齢と家族構成]

  • I am 40 years old. I am married and I have 2 kids. One is 10 years and other is 6 years.(私は40才です。結婚していて2人の子供がいます。1人は10才でもう1人は6才です)

自己紹介はお互いを知るためのチャンスなので、講師へ質問することも英会話のトレーニングのためにいいです。

例えば、講師が結婚しているかどうかを聞きたいときは、「Are you married?(結婚していますか?)」と聞きます。すると講師は「I’m married。(結婚しています)」または「I’m single(独身です)」と答えてくれます。

また、子供がいるかどうかを聞きたいときは「Do you have children?(子供はいますか?)」と複数形にします。相手に何人の子供がいるのかわからないからです。

このように、講師に質問して英語を多く話せば話すほどあなたのスピーキング力は伸びていきます。

[住んでいる場所]

  • I live in the suburbs of Tokyo.(私は東京の郊外に住んでいます)

住んでいる場所を紹介するときは、日本のおおよその位置を伝えるか、あなたの住んでいる地域の有名な観光地を伝えれば外国人にわかりやすいです。以下は、住んでいる場所についての例文です。

I live in Sapporo in the nothern part of Japan.

私は日本の北部の札幌に住んでいます。


I live in Kagoshima in the southern tip of Kyushu island.

私は九州の南端の鹿児島に住んでいます。


I live in Kyoto. It’s known as a famous tourists spot.

私は京都に住んでいます。有名な観光地として知られています。


I live in Shizuoka near to Mt. Fuji.

私は富士山の近くの静岡に住んでいます。

講師がどこに住んでいるか聞きたいときは、「Where do you live?(どこに住んでいますか?」と聞いてみましょう。

[職業]

  • I work for American shipping company as sales staff.(アメリカの船会社で営業スタッフとして働いています)

職業について、あなたの情報を開示すると講師との会話が広がってていきます。例えば、あなたがビジネスマンで講師がビジネスの経験のある人でしたら、ビジネスに関する共通の話題であなたから英語で話す機会が多くなって自然にスピーキング力がついてきます。

以下は、職業についての例文です。

I work as a sales manager in the import division of trading company.

私は、商社の輸入部門でセールスマネージャーとして働いています。


I have been working at ABC company in the accounting department.

私はABC社の経理部で働いてきました。


I have been working for the travel agency since 2010.

私は2010年から旅行会社で働いてきました。


I am a housewife.

私は主婦です。

また、職業については講師から質問を受けやすい項目です。あなたの職業について、講師からどのような質問があるかを想定してみましょう。例えば、私は講師から職業に関して次のような質問を受けました。

Tutor: What is your daily work as a sale person of American shipping company?

講師: アメリカの船会社の営業スタッフとしての日常業務は何ですか?


Learner: I visit clients every day and ask them to load their cargo for USA on our ship.

受講者: 私は毎日お客様を訪問して、私たちの船にアメリカ向け貨物を積んでもらうように頼んでいるのです。

このように、講師からの質問を想定してどう返答するかを英語で考えておきましょう。

[趣味]

  • I like traveling.(私は旅行が好きです)

趣味についても、職業と同様に講師と共通の趣味があれば話題が拡がりやすいです。また、講師から「What do you like to do in your freetime?(暇のときは何をするのが好きですか?)」と聞かれることが多いです。

私の場合は、以前にオートバイ乗るのが趣味だったと話すと、講師もオートバイが趣味だと言ってオートバイの写真をチャットボックスで送ってきました。

このように共通の話題があるとレッスンが楽しく感じられ、英語会話トレーニングのモチベーションになります。以下は趣味についての例文です。

I like watching movies.

私は映画が好きです。


I am a big fan of baseball.

私は野球の大ファンです。


I love going camping.

私はキャンプへ行くのが大好きです。

趣味を話す場合「My hobby is ~ (私の趣味は~)」と言ってしまいがちですが、「hobby」は特別のスキルというニュアンスになるため、「I like (love) ~ing」と言った方がいいです。

[英語を学習する理由]

  • I would like to improve English speaking skill since I need to communicate with Americans by phone.(私はアメリカ人と電話でコミュニケーションをとらないといけないため、英会話のスキルを伸ばしたいです)

自己紹介のとき「英語を学習する理由」を言わなかった場合、オンライン英会話の講師から「What’s your goal of learning English?(あなたの英語学習の目標はなんですか?)」と質問されることが多いです。

以下は、英語を学習する理由を述べた例文です。

The reason I study English is to travel overseas.

私が英語を勉強する理由は海外旅行をすることです。


I want to improve English speaking ability because I need to attend the global meeting.

私はグローバル会議に出席するので英会話を上達させたいです。


I need to study English as I want to change to foreign affiliated company.

私は外資系企業に転職したいので英語を勉強する必要があります。


I am studying English because I want to watch a movie without Japanese subtitles.

私は日本語の字幕なしで画を見たいので英語を勉強しています。

以上が自己紹介のプロセス、英語フレーズと例文ですが、オンライン英会話の初心者の方は、レッスンときに自己紹介の英作文の内容をメモして用意しておきましょう。そうすることで、落ち着いてレッスンを始めることができます。

オンライン英会話の2日目の挨拶

レッスンの2日目も同じ講師とレッスンを始めるとき、また何度か話している講師の場合は、以下の会話ようになります。

Learner: Hello! Les-san. Can you hear me?

受講者: こんにちは!レスさん。聞こえますか?


Tutor: Hello! Yes, I can hear you clearly. How are you today, Ichiro-san?

講師: こんにちは!はい、よく聞こえています。調子はどうですか、一郎さん?


Learner: I am great, thank you, Les-san.  I am glad to see you again. How about you?

受講者: 元気ですよ、ありごとうございます。レスさん。またお会いできて嬉しいです。あなたはどうですか?


Tutor: I am fine too, thank you.

講師: 私も元気です。ありがとう。

写真は私が2回目以降のレッスンを受けているところですが、もう緊張することはないです。

オンライン英会話の始まりは、2回目以降も毎回スカイプの通信状況の確認から始まります。そして、「Nice to meet you(はじめまして)」と言う代わりに「How are you?(調子はどうですか)」と挨拶します。

講師への上手な質問のしかた

また、通常はレッスンの前に5~10分ほどフリートーク(雑談)の時間があります。この時間を利用して講師から自己紹介で受講者から聞けなかったことや、自己紹介についてのさらに詳しい情報を聞かれることがあります。

例えば、私の自己紹介では「I live in the suburbs of Tokyo. I work for American shipping company as sales staff.(私は東京の郊外に住んでいます。私はアメリカの船会社で営業スタッフとして働いています)」と話しました。このことについて、講師から以下の質問があり、私からも講師へ質問をしてみました。

Tutor: How do you get the office?

講師: どのようにしてオフィスへ行きますか?


Learner: I go to work by train. My office is located in Tokyo. Tokyo trains are so efficient and convenient for the commuters but it’s very crowded in the rush hours. How about the transportation in Philippines?

受講者: 私は電車で仕事へ行きます。私のオフィスは東京にあります。東京の電車は大変に効率的で通勤者にとって便利ですが、ラッシュ時は大変混雑しています。フィリピンでの交通手段はどうですか?


Tutor: It must be hard to take train in the rush hours. In Philippine, we have 3 models of transportation. I will send you some photos. They are Jeepney, Tricycle and Bus.

講師: ラッシュ時に電車に乗るのは大変ですね。フィリピンでは、3つの輸送モデルがあります。写真を送りますね。それらはジプニー、三輪車、そしてバスです。

講師がチャットボックスでフィリピンの交通機関の写真を送ってきました。さらに、講師に英会話を上達するためのコツについて質問をしてみました。

By the way, what do you think is the efficient way to improve English listening? Because I sometimes don’t understand what American guys are talking about when I have a telephone conference. 

ところで、英会話のスキルを伸ばす効率的な方法は何だと思いますか?電話会議のとき、アメリカ人が話していることが時々理解できないことがあるので。 


すると講師は以下のように言って、写真とリンクをチャットボックスで送ってきました。


It’s touch with English as much as possible such as watching English movies, and this link also is useful to improve English. 

英語の映画を見るなどできるだけ英語に触れることです。このリンクも英語の上達に役立ちますよ。

送られてきた写真は、トム ハンクス主演のキャプテン フィリップスという題名のアメリカ映画の紹介で、アクション映画の好きな人はこのビデオを見れば英会話の勉強にもなると言う事でした。

リンクは、「英語の発音を飛躍的に改善する8ステップ」という英語アプリでした。英語のリスニング力をつけるために「このアプリを学習してみたら」と講師からの提案でした。

このように自己紹介だけでも、講師にタイミングよく上手に質問することによって英語を多く話すことができるだけでなく、色々な英語の学習に役に立つ情報を得ることができます。

オンライン英会話のレッスンが終わるときの挨拶

レッスンが終わるときも、講師のレッスンに感謝して以下のフレーズを使い、終わりの挨拶をしましょう。

Thank you very much for your lesson today.

今日のレッスンありがとうございます。


I enjoyed nice talking to you.

楽しい会話でした。


Hope see you soon again!

またすぐにお会いしましょう。


Have a nice evening!

素敵な夜を!

また、終了後に講師からチャットボックスで画像のような「終わりの挨拶メッセージ」受けることがあります。

以下がレッスン終了後の挨拶メッセージの内容です。

講師: 私のレッスンを受けてもらいありがとう。あなたとまた別のレッスンができればいいですね。ありがとう。

受講者: 今夜のレッスンありがとう。あなたと本当に楽しく話ができました。すぐにお会いできればいいですね。

このようなメッセージを受け取ったら、次回のレッスンでもよい雰囲気でレッスンを始められるように返信しましょう。

まとめ

オンライン英会話の初心者とって講師との最初の会話は「挨拶と自己紹介」です。まず、挨拶と自己紹介をスムーズに展開するための準備をしましょう。

そのためには、自己紹介で話す内容と講師の質問を想定しましょう。どう答えるのかを英語で考え英作文を作り、丸暗記すればいいです。

このとき、メモをレッスンが始まるときに用意しておきましょう。そうすることで、落ち着いてレッスンを始めることができます。

さらに、自己紹介のとき講師へ積極的に質問してみましょう。そうして、共通の話題を見つけることができれば、話題が拡がり講師との話が発展していきます。英語を多く話すことで、あなたの英会話は確実に上達していきます。